Ryosuke Iw pottery 陶芸作家 岩切良介

札幌で陶芸家のアシスタントをやってます。

30cmの皿9

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来週は、いよいよ年越しですね。北国での初めて年越しをします。

 

今日は、二枚の皿に化粧をかけました。1枚目の皿はかけた直後に化粧の滴を皿の上に落としてしまい狙いとは違う表情になるため崩しました(写真は撮り忘れました)。

 

二枚目をなんとかかけヒートガンをかけて→扇風機で全体的に乾かしました。

 

今のところの最善策

・穴の空いた丸い板を使う(これだけで通常空気の流れが滞るところ改善される。)

・ヒートガンをかける

・フチから乾かす

・表→裏の順で乾かす

・高台に撥水剤を塗る

・扇風機を首振りにして片側きを防ぎつつ全体的に乾かす

・裏側の底を乾かす

 

考察

・水が器全体に浸透(中心まで)すると崩壊するため空気がに触れた方が崩壊しづらい

・器に浸透する水よりも乾燥速度が間に合わない、形状的に荷重がかかりやすいために崩壊しやすいのでヒートガンで調節してやる。

・フチは薄く端から乾くために負担が大きく崩壊しやすいためほとんどフチから壊れる。

・どちらかが乾いていれば崩壊しづらいためどちらかを早めに乾かすが表が動作できにかけやすいため集中して乾燥させる

・塗らなくても良いが、かけた時に高台に落ちてくっついたり乾燥させづらいなど良いことがないの化粧が残らない方が良いという判断で塗っている。

・一ヶ所に集中して乾くと歪みやヒビの原因になるため首振り昨日で全体的に乾かす。

・裏側も早く乾けば底付きなどのトラブルが防げる。

 

失敗はしたくないというのが正直な気持ちですが、上手くいかないことでどうやったら作品の完成度をあげられるか、粘土の特性などもわかってくるの必要なことだと思いました。

 

読んでいただきありがとうございました。

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