Ryosuke Iw pottery 陶芸作家 岩切良介

札幌で陶芸家のアシスタントをやってます。

板皿に挑戦2

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修行10ヶ月目
新年度になりました。札幌はストーブを使わなくても寝られるようになりました(夜間は寒いのでつけながら作業しています笑)。

いま、板皿に挑戦しています。土の扱いに慣れるという意味合いもあります。

 

目標

・30cmの板皿を作る・

 

現状

・歪みやヒビ、キレができる。

 

改善点

・板皿の裏側に溝を掘るor高台をつけて化粧の処理をしやすくする、ねじれも減る

・コテで土をしめる

・手で土を寄せて上げるときに4本指で均一に上げる。

・上記の土あげの時に時計回りで一周したら半時計回りで同じく一周して土になるべく癖をつけないようにする。

 ・急乾燥させない(ヒートガンを当てる時も両面もある程度同じ速度で乾燥するようにする)

 

結果

・キレとヒビができずらくなった。

 

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手で立ち上げ後にタタラを貼っって高台をつける。(フチの高さが合わないのと歪めないためにブロックなどで高さをだした)

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ガイドをつけて正確に切り出せるようにする。

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貫通しない程度に刃を入れて、ヘラなどでゆっくり剥がす。

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皿の内側が完成時に30cm程度になる皿を作った。

下の四角い長皿は角が長く構造的にも歪みやすいためにこの後に化粧をかけたら歪んでしまい破棄。工夫が必要。

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化粧をかけると高確率と逆ぞりが生まれやすくなりました。厚み、長さ、構造、乾燥と言った要素で歪みやすくなると思われます。

高台のタタラを貼るのを後にするとただ難しいだけなので板皿の両面をしめた後にすぐにつけて、馴染ませている最中にフチを立ち上げ後に歪まない硬さになってから高台を切り抜く方法にしました。最初に抜くとフチの立ち上げで歪むと考えたからです。

高台は紐をつける方法もありますが、現実的に考えられるのはタタラを貼った後に切り出すor石膏型ごと貼り付けるのどちらかだと思います。


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