Ryosuke Iw pottery 陶芸作家 岩切良介

札幌で陶芸家のアシスタントをやってます。

トンボを作る

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左:平串十竹串 右:竹串十竹串十収縮チューブ


修行11ヶ月目

Web個展に向けて、器の大きさを揃えるためのパスであるトンボを作りました。

 

トンボそのものの作り方は簡単なんですが、 使用している粘土を本焼きすると1割ぐらい縮むのでその分を足した寸法で作らなければなりません(土ごとに違うので必ずテストピースを作って割合を出します)。

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材料

平串ダイソーなどのお店にあります。)

・竹串

 

道具

・ペンチor ニッパー

インパクトドリルなどの穴を開ける道具

グルーガン

 

主に平串と竹串を使います。また、折ったり切ったりするためにペンチを使います。

 

作り方

1.平串と竹串に収縮する分も含んだサイズを測って印をつけます。

2.印をつけた竹串を切ります。

3.平串の印をつけた場所に穴を開けて竹串を刺して中心を合わせて十字にします。

4熱くなったグルーガンから樹脂を押し出して巻きつけるようにして平串と竹串の合わせ目が埋まるようにします(冷めるまで動くのである程度バランスをとります。)

完成です。

 

番外編

今回、途中で平串がなくなって竹串だけになってしまったので配線などに使う収縮チューブを切って使いました。

 

作り方

1〜2まで同じ

3.収縮チューブに針などで穴を開けて横軸になる竹串を刺します。縦軸は動くのでこの時に位置を確定させます。

4.ヒートガンやライターの火で収縮チューブを縮めます。

5.まだ完全に固定されていないの隙間にグルーガンで塞ぎます。

 

作ってしまえば、平串と竹串を使ったトンボが一番丈夫で使いやすいと思いますが、収縮チューブは穴を開けなくても良いことで作りやすいのがメリットです(ホームセンター以外であるかはわかりませんが)。

 

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