Ryosuke Iw pottery 陶芸作家 岩切良介

札幌で陶芸家のアシスタントをやってます。

板皿に挑戦(難しい)

f:id:RyosukeIw:20210320022532j:plain

修行 8ヶ月目

札幌は、最低気温が0度まで上がりもうすぐ春になります。

今回は、急須の合間に手でタタラ状に伸ばした粘土で板皿を作っています。

板皿でも難しいのですが化粧を施すために更に難易度が高く苦戦しています。

 

課題

化粧を施した板皿を作る。

 

現状

・板皿の立ち上がりが高くならない。

・化粧をかけるとヒビができる。

 

問題点

・粘土を上げたら落ちてくる。

・歪む

・化粧の乾き方にムラがある。

 

解決策

・両手の小指から人差し指全部を使い均等に土を寄せて上げる(勝手に上がる)。

今までただ起こしていたが締まり落ちづらくなるはず

 

・片面ずつ柄杓で化粧をかけていたが、流れる化粧の重みで歪みやすく、水分のコントロールもしづらいのでズブがけで一回でかける。

 

・タタラ状の粘土は下がりやすいのでヒートガンで早めに表面を乾かしてからサイドを乾かす。

 

・粘土が下がることを見越して締めるながら高めの角度まで上げる。化粧→本焼き→完成でちょうど良くなるように想像する。

f:id:RyosukeIw:20210320025224j:plain

 

結果

後高台の接着と乾燥のタイミングが合わなかったもの以外はトラブルが出ませんでした。

 

今回、化粧で失敗しづらいタタラの厚み(それでも失敗しましたが)したので、次は重厚感や軽やかさといったことで厚みを決めて、高台もそれに即した高さ物と形状をつけるようにします。手順や狙いを練って良いものを作りたいです。

 

 

修行期間、残り4ヶ月応援よろしくお願いします。

InstagramFacebookもよろしければフォロー宜しくお願いします

Instagramhttps://www.instagram.com/jam_master_t

Facebookhttp://facebook.com/idoholi